一度は誰もが買ってみたいものは、庭付き一戸建て。最近では、オーダーメイド品みたいに、それぞれの顧客の要望に応える形の住宅、いわゆる注文住宅が最近増えつつあります。それを買うためには、様々なプロセスがあります。まず、家を建てるための土地選びからスタートします。
戸建住宅であれば、土地と建物がセットですが、注文住宅は土地と建物はバラバラですので、建てる土地がなければ話になりません。探しに探して、希望の土地が見つかったとしても、そこで終わりではなくて、次のプロセスに入ります。次は、建築事務所で家の設計図の依頼に入ります。最も、建築事務所でなくても、ハウスメーカーや町の工務店でも設計図を書いてくれます。
ここで、買いたい顧客は色々と注文をつけますが、大抵の場合は予算オーバーになるケースが多々あります。設計図が上がれば、あとは家を建てるだけ。そして、念願のマイホームが完成という流れになります。でも、土地探しから落成までの歳月はかなりかかり、最低でも三年くらいはかかります。
そして、戸建住宅より注文住宅のほうが値段が高く、資金に余裕がない限りとても手が届くものではありません。しかし、一生に一度の高い買い物ですので似たように家が多い戸建より、各々のパーソナリティーカラーが目立つ注文住宅を好んで買う人がいるのも事実です。要は、時間と資金に余裕がなければ戸建住宅、その反対で時間と資金に余裕があれば注文住宅という選択が成り立ちます。