注文住宅を建てるのにどのくらいお金がかかるのか

注文住宅は、自分の理想通りの家に住みたいと思う方にとって、とても魅力的な考え方でしょう。思った通りの家になるかを決定づけるのは、どんな家にしたいのか、何が必要か、などのコンセプトを具体化することです。具体的にするほど、必要な予算、工期も明確になってきます。では、注文住宅を作るのにはどれくらいの費用が必要なのでしょうか。

この点について考えてみたいと思います。まず、総費用相場は都道府県によりある程度変わってきます。最も高額なのは東京都で3600万円ほど、最も安いのは宮崎県で2100万円ほどになっています。全国平均では2800万円程度です。

また、木造建築ならばこの値よりも安く、鉄骨造ならば同じ程度のお値段に、RC造ならばより高額になると考えてください。シンプルな構造の家ほど安く、入り組んだりして複雑な構造になるほど高額になります。複雑になると、工事計画が長引いたり材料費がかさむなどの要因により、お金がかかってしまいます。参考までに書いておくと、正方形の建物が一番シンプルな構造であり、工費は安くなります。

逆に、流線形の建物は高額になります。ちなみに、土地に関しても同様で、正方形に近いかたちであるほど安くあがります。注文住宅ですから、設計費も気にしておきたいです。相場としては、総費用の2~5%になることが多いです。

総費用が2800万円ならば、56~140万円になります。ただし、有名な設計事務所に依頼すると、もっと高額を請求されると考えてください。他にも古い建物を壊すならば解体工事費がかかりますし、注文住宅建設には税金がかかります。しっかりと計画を立てておかないと、思っていたよりも総費用がかかってしまうかもしれません。

はじめの段階で建物のイメージを具体化しておくだけで費用を抑えられます。まさに最初が肝心というわけです。

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