大きな地震があってから、地震に対する備えをしておきたいと考える人は多くなりました。注文住宅を購入するときにも地震への備えが必要だと考えるのは自然なことです。いざ注文住宅を購入しようと思った時に、耐震や免震という言葉があって、何がなんだか分からなくなってしまう人もいらっしゃるでしょう。ここではこの点について少し解説したいと思います。
耐震構造とは、建物自体を強くすることを指します。建物は柱や梁、そして耐力壁と呼ばれる壁によって支えられていて、この部分を強くすることで揺れが来ても壊れないように設計されたものを指します。これに対して免震構造とは、建物と基礎の間で揺れが伝わらないようにするように作った構造を指します。大きな地震があると、建物が倒壊することで人命が失われることもあります。
このようなことを防ぐために、法律ではいろいろなことを定めています。この法律が建築基準法です。たとえば、耐力壁を配置することや、構造物のジョイント部分を強くするなど、細かく指定されています。計算はプロに任せるとして、その基準は震度6強から7の地震が来ても倒壊や損傷がないように設計されなければなりません。
建築基準法が制定されたのは1950年ですが、何度か改正されて、そのたびに地震に対する対策が厳しくなってきています。注文住宅を新しく建築すれば、もちろん最新の基準に照らしあわせて設計がなされますから、地震の備えについては十分だと考えられます。注文住宅のことならこちら